知らない、映画。

在英映画学部生のアウトプット

自己紹介

始めまして、当ブログの管理人です。

ブログの開設に当たって、簡単な経歴、当ブログの趣旨、それからオールタイム・ベスト(2022年5月12日時点)の映画を紹介したい。

本ブログも長く続けていければと思っているし、その都度この自己紹介も更新していければと思う。

    1.これまでの経歴

現在私、管理人はイギリスの大学の映画学部に在籍中である。

イギリスに縁があった訳では全くなく、「純ジャパ」として日本の片田舎に生まれ、育ち、映画好きが高じて留学を志し、今に至る。

地元の高校を卒業した後は、語学に強い東京の大学に通い、そこでフランス文学を専攻していた。

この時点で海外の大学に進学出来る程の英語力もなければ度胸もなく、一方で映画に対する情熱も捨てきれないことから、文学部という学部で映画に接近する機会を模索していた。

その間も趣味の映画鑑賞は絶えることなく、吉祥寺アップリンクや渋谷ユーロスペース高田馬場早稲田松竹等々地元にはない単館系の映画館や名画座に足繁く通っていた。

1つの転機となったのは東京国際映画祭である。

進路決定の時期が近づき、就活の足音が日増しに高くなる頃、今一度自分のやりたいことは何なのだろう?と考えた結果、矢張り映画の道しかないと決めた。

作り手なのか、研究者なのか、キュレーターなのか。何れにしても映画祭の様な場に1人の映画関係者として携わりたいと感じた場だったと思う。

そのままイギリスの大学を受験し、幸いにも合格することが出来た(この経緯は別に1つの記事にしたいと思う)。

20代も始まったばかりの管理人だが、映画だけはよく見てきたと言える。

地方の進学校に通った高校時代、授業を受け、運動部で7時まで汗を流し、その足で近所のTSUTAYAへと向い、夜ご飯を食べながら映画を見る。翌朝4時から課題を終わらせ、また学校へ向かう。

振り返って我ながら恐ろしい体力である。その様にして時間を捻出してでも、映画を見る習慣だけは絶やすことがなかった。

映画が好きという気持ちだけで今まで進んできたが、この場を学んだ知識のアウトプットの場とし、社会に還元して行きたい。

      2. 当ブログの趣旨

このブログは単なる映画紹介、解説をする場ではなく、映画の技術的な側面を紹介することを目的としている。

欧米の一定程度規模の大きい大学では映画学部を有している大学が多く、メジャーとして映画学を選択出来る大学は数えきれない。

勿論日本でも映画学部のある大学は存在するし、映画をテーマに卒業論文修士論文を書くことは可能だろう。しかし映画学部の看板を掲げている大学は非常に少ないと言えるのではないか。

そしてその様な映画を集中的に学ぶ機関が高名でない一方で、映画とその制作に就て発信するメディアも非常に少ない。

詰まり映画を作ってみたいと思う日本の若者が学びを得られる場に欠けているのである。

自分でカメラを持って動き始めるのが一番だ。その様な知識は大学行ってまで学ぶことではない。

その他様々な意見があるだろう。しかし1つの選択肢として映画の技術的な側面をアカデミックに学ぶ場は提供されているべきだと感じるし、私自身その場を求めて留学を考えたのである。

YouTubeやブログ、Podcastなど今海外では映画学校に通う代わりに、制作技術について選択的に学び、交流することが可能なプラットフォームが多数誕生している。

このブログもそうした潮流と歩調を合わせ、日本語で映画の制作サイドに関わる情報を発信して行きたいと考えている。

これから実際に映画制作を考えている人々だけではなく、映画鑑賞を趣味としている人々にもそうした専門的な知識は役に立つ筈だ。

月曜と水曜を映画解説、金曜を留学記などの雑記、日曜を映画関連のニュースに当てて更新していく予定である。

      3. オールタイム・ベスト(随時更新)

下手な自己紹介よりもよっぽど役に立つかも知れない。ファッションや髪型、言葉遣いがその人の性格をよく表す様に、影響を受けた本や、好きな映画は個人の趣向を反映するものだ。

  1. グラン・ブルー(1988)- リュック・ベッソン
  2. トゥルー・ロマンス(1993)- トニー・スコット
  3. クラッシュ(1996) - デイヴィッド・クローネンバーグ
  4. Hana-Bi(1997)- 北野武
  5. レクイエム・フォー・ドリーム(2000)- ダレン・アロノフスキー
  6. リリィ・シュシュのすべて(2001)- 岩井俊二
  7. 21グラム(2003)- アレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ
  8. ブラウン・バニー(2003)- ヴィンセント・ギャロ
  9. エレファント(2003)- ガス・ヴァン・サント
  10. 誰も知らない(2004)- 是枝裕和
  11. ソウIII(2006)- ダーレン・リン・バウズマン
  12. Somewhere(2010)- ソフィア・コッポラ
  13. アンダー・ザ・スキン(2013)- ジョナサン・グレイザー
  14. ニンフォマニアック(2013)- ラース・フォン・トリアー
  15. Mommy(2014)- グザヴィエ・ドラン
  16. 私の男(2014)- 熊切和嘉
  17. RAW-少女の目覚め-(2016)- ジュリア・デュクルノー
  18. Us(2019)- ジョーダン・ピール

リストを作るに当たって、よく見るホラー映画は入ってこなかったなという印象。最新の映画は感情的になっていたり、時流に流されてしまっている可能性があるため敢えて選ばなかった。評価基準は管理人の好みである。映画史上の重要さや、商業的成功等は全く考慮しておらず、年代や国籍、ジャンルに特別な配慮はしていないので悪しからず。