知らない、映画。

在英映画学部生のアウトプット

時事、映画ニュース

【業界研究】1920年代までのアメリカ映画館事情とスタジオ・システムから見えてくるもの

17(Mon). Oct. 2022 元々の映画離れにコロナ禍も相まって、映画館のオーナーは何処も頭を悩ませているのではないだろうか。寧ろ頭を悩ませる段は終わって、閉業に追い込まれてしまった映画館も(数字を見ている訳では無いから正確には言えないけれど)多いか…

【時事】竜とそばかすの姫を擁護してみる/果たして酷評されるべき映画だったのか?

24(Sat). September. 2022 日本時間で昨日、金曜ロードショーで竜とそばかすの姫が放送された様。公開当初から酷評されていた本作だが、今回改めて地上波放送されたことで改めて批判の声が高まっている。 脚本が酷い、リアリティが無い、ルッキズムがキツす…

【時事】レア・セドゥの魅力と彼女が告発する日本の広告業界の問題

25 (Mon). July. 2022 現役トップの女優といったら誰になるだろう?積み上げてきたキャリアを考えればジュリア・ロバーツやマリオン・コティヤール、レガシーと影響力という観点ではメリル・ストリープやハル・ベリー、ニコール・キッドマンも素晴らしいし、…

【時事】ミレニアル vs Z世代/映画を見るなんて時代遅れ!?

18 (Mon). July. 2022 遡ること20年前、2002年の6月4日、アヴリル・ラヴィーンの記念すべきファーストアルバム "Let Go" が発売された。今年は20周年を記念するリマスター版も発売されたが、ある海外のメディアがこれに因んで興味深い記事を発表している。 …

【時事】東京オリンピック: Side B を見て(2022)/批評が出来ない批判家たち

29 (Wed). June. 2022 参院選の真っ只中、政治的には何かと騒がしい季節だが、その渦中で更なる論争を呼んでいるのが河瀬直美監督による東京オリンピック2020公式記録映画である。 特に Side B は「東京オリンピックの裏側を明らかにする」と予告で宣伝して…

【時事】東京オリンピック: Side A を見て(2022)/映画を見ない有識者たち

27 (Mon). June. 2022 酷評に次ぐ酷評で興行的にも大失敗している東京オリンピック2022公式記録映画。トップガン:マーヴェリックや映画 五等分の花嫁に及ばないことはある程度想定されたこととして、峠 最後のサムライや妖怪シェアハウスにまで大きく水をあ…

【時事】アカデミー賞という年中行事の価値/蓮實重彦の思想

12 (Sun). June. 2022 筑摩書房が運営するWebサイト上に次の様な記事が載った。 「アカデミー賞という田舎者たちの年中行事につき合うことは、いい加減やめようではないか。」 フランス文学者であり、小説家であり、そして映画評論家として名高い蓮實重彦氏…

【映画ニュース】スペイン映画業界研究、映画制作・ロケーションの拠点として

5(Sun). June. 2022 スペイン映画というとどういった映画を思い浮かべるだろうか? オール・アバウト・マイ・マザー、ボルベール<望郷>、REC、オープン・ユア・アイズ、それでも恋するバルセロナ...etc. ハリウッド映画は勿論フランス映画や韓国映画と比較…

【映画ニュース】アートハウス系映画の立ち位置と将来/カンヌ国際映画祭より解説

29 (Sun). May. 2022 カンヌ国際映画祭は昨日閉幕し、パルムドールはリューベン・オストルンドが獲得した。 ラインナップが公表された時点で、アリ・アッバシ予想の管理人だったが、蓋を開けてみると安定の選出の感もあり、却って良かったのではないかと思う…

【時事】カンヌ映画祭でのゼレンスキー大統領演説全訳/その意味と政治の過干渉

22 (Sun). May. 2022 75周年を迎えたカンヌ国際映画祭は問題だらけだ。 デヴィッド・クローネンバーグを筆頭に、リューベン・オストルンド、クレール・ドゥニ、アルノー・デュプレシャン、パク・チャヌク、ケリー・ライカート、アルベルト・セラ、ルーカス・…

【時事】Wokenessの翻訳、Cancel Cultureと映画業界の変化

15(Sun). May. 2022 映画祭や時機を捉えたニュースについて日曜日は解説していきたい。 カンヌ国際映画祭も間もなく開幕を迎え、是非当ブログでも取り上げたい所ではあるのだが、何よりも先ずWokenessという言葉を紹介しない訳にはいかないだろう。 本日のテ…